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豊胸・バスト

6.乳房再生術

乳房再建術

乳房再建術とは、乳がんの摘出手術によって失われてしまったバストを取り戻す手術のことです。乳がんの摘出手術によってバストを失ってしまった方の肉体的精神的ショックはとても大きいものです。女性にとって一生を考える上で、失った乳房を取り戻すことのできる乳房再建術は、とても大切な選択肢の一つです。
乳房再建の方法には、人工乳腺(インプラント)を挿入する方法と、患者さん自身の背中やお腹から皮膚・皮下脂肪・筋肉を移植する「筋皮弁法」の2つがあります。

手術方法

・インプラント法

ティシュエキスパンダー(組織拡張器)と呼ばれる生理食塩水を注入して皮膚を十分に伸展させ、人工乳腺をその位置に入れる方法です。皮膚に十分な余裕がない場合に用いられます。

・筋皮弁法

背中の筋肉(広背筋)、もしくはお腹の筋肉(腹直筋)を胸に移植する方法です。主に胸筋があまり残っていない場合に用いられます。インプラントに抵抗のある方に適しています。しかし、乳房以外にも切開部位が必要になるため、傷が目立つ可能性があります。整容的な問題以外に感覚の問題も生じる場合があります。また新たな部位を切開することになるため、インプラント法に比べると体力的に負担がかかることになります。

乳房縮小・固定術

近年、日本の食生活や生活スタイルが変化し、体型が欧米なみのプロポーションの女性も増えてきました。これに伴い、大きすぎるバストを小さくする乳房縮小術を受ける人が増えてきました。乳房の部分切除と乳頭・乳輪の吊り上げを行い、理想的な位置の乳頭・乳輪を伴う適切な大きさの乳房を再建するのが乳房縮小術です。乳輪周囲およびその下に逆T字型の傷あとが残りますが、時間とともに改善します。
肥大乳房の方の悩みは、肩こりや猫背、頭痛や吐き気に悩まされる他、「売っているブラジャーが少ない」、「息苦しい」などの悩みもあります。これは小さな胸の方よりも深刻です。また、大きすぎて垂れてしまう場合も、乳房縮小の手術が大変有効です。

手術方法

・乳房縮小術(リダクション)

乳房縮小術は、下垂あるいは肥大した乳房に対して乳頭乳輪を理想的な位置に移動し、余剰な乳房組織(皮膚、脂肪、乳腺組織)を切除し、乳房を小さくすることを目的とします。手術後の傷が乳輪の下から逆T字型になる術式が最も多く採用されます。また、乳輪周囲のみを切開し、余剰な乳房組織を切除する方法もありますが、術後の乳輪の拡大や乳輪周囲の傷が目立つことがあるなどのデメリットも指摘されています。

・乳房固定術

乳房はクーパーじん帯という組織によって支えられています。これが加齢や重力により緩んでしまうと、乳房が垂れてしまいます。このクーパーじん帯をミクロレベルで短縮します。全身麻酔を行った後、乳輪周囲を楕円型に切開して吊り上げる方法などがあります。

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