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豊胸・バスト

1.バストの構造

バストの発育は女性ホルモンの作用

ここでは、胸の形や大きさに影響する器官・部位などを紹介するとともに、バストの構造・仕組みについて解説しています。以下が断面図になります。乳腺と脂肪で構成されており、それらを大胸筋が支えています。

バストの構造

  • ・母乳の出口である乳頭部分
  • ・母乳を作る乳腺
  • ・乳腺を覆っている皮下組織
  • ・それらを下から支える筋肉(胸筋)
  • ・骨格(胸郭)

によって乳房は構成されています。

乳 腺

乳腺とは母乳(乳汁)を分泌する腺組織のことです。この乳腺がしっかり発達するか否かで乳房の大きさが決まるといっても過言ではないでしょう。乳房の中のコリコリした硬い部分が乳腺です。もともと汗腺が変化したものであり、ぶどうの房のような形をしており、1個の乳房に15~25個ほどあります。赤ちゃんが飲む母乳は乳房の中のそれぞれの乳腺から分泌された乳汁が乳管を通り、束になって乳頭に集められ、乳頭の近くにある乳管洞に蓄えられて赤ちゃんから吸いだされるのです。

皮下脂肪

皮下脂肪とは乳腺をやわらかいクッションのように包み込む役割を持っている脂肪のことです。バストにおけるふくらみのほとんどは、この皮下脂肪と乳腺でできています。
ダイエットをすると、バストまで小さくなってしまうことがあると思いますがこれは、バストの脂肪は、おなかや背中の脂肪と基本的には同じものであるため、ほかの脂肪と一緒にバストの脂肪が落ちてしまうからです。

乳頭と乳輪

乳頭とは一般に乳首と呼ばれている部分のことです。まわりの皮膚と比べて輪のように着色のある部分が乳輪です。この乳輪については色が濃いと性経験が多い等という俗説があるようですが全て根拠のないでたらめです。乳輪が黒くなる理由として妊娠や加齢によるものが挙げられます。妊娠時にはメラニン色素を刺激するホルモンが分泌されるために乳頭も乳輪もやや黒く大きく変化することようになります。また、乳輪からは赤ちゃんにお母さんの乳頭を見つけやすくさせるための独特な匂いがでるようになります。もうひとつの理由の加齢は、メラニン色素が沈着してくることによって乳頭や乳輪の色が濃くなることが理由です。これは病気などの身体の異常ではありません。健康には何の問題もありませんが、色や大きさを気にする人は多いようです。また、乳頭や乳輪には感覚神経が集中しています。性的に興奮した状態になると乳腺に血液が送られ、エクスタシーを感じると、バストは25%も大きくなるといわれます。

胸 筋

胸筋は乳腺や皮下脂肪の下にある筋肉のことで、大胸筋と小胸筋という二つのパーツに分かれています。胸筋は主に胸を張ったり、腕を動かしたりする動作のときに使われます。とくに大胸筋については、バストの土台となっている大切な筋肉です。この大胸筋を鍛えることにより、バストの垂れ下がりを多少食い止めることができます。

胸 郭

胸郭は胸椎・胸骨・肋骨からなる胸の部分の骨格です。大胸筋の後ろからバストを支える働きをしています。また、肺や心臓を外部の障害から守る身体的に非常に重要な役目も果たしています。

皮 膚

バストのふくらみを支える役割をします。バストの容量は、片方だけで200~300cc前後だといわれます。不思議なことに、その量は時間帯や感情の変化、ホルモンの分泌状態によって、1日のうちでも変化しているといいます。

バストの質

バストの質には、「乳腺質」と「脂肪質」の二つのタイプがあります。「乳腺質」のバストは乳腺葉がたくさん詰まっているため、比較的堅めで、バストが大きくても垂れにくいのが特徴です。一方、皮下脂肪の多い「脂肪質」のバストは柔らかいので、加齢や授乳期を経ると垂れ下がりがちになってしまいます。
「乳腺質」は欧米人に多く、「脂肪質」は日本人に残念ながら多く見られます。
ちなみに太っている女性のバストが大きく見えるのは、この脂肪層が厚いためです。引き締まったプロポーションをしている人でバストが大きいのは、脂肪層以外の組織(腺小葉や腺胞・乳管)が発達しているからです。

バストの大事な役目 授乳

バストには乳汁(母乳)を出して赤ちゃんに授乳するという重要な役割を持っています。その授乳までの役割を担っているのが乳腺組織です。
乳汁の分泌量は、出産後2日目くらいまでは50~100ミリリットル、5~6日目は250~500ミリリットル、その後1日1000~1500ミリリットルに達するといわれています。母乳の成分は、乳児の成長に合わせて微妙に変化します。また、乳汁には赤ちゃんに細菌への抵抗力をつけるためのさまざまな抗体が含まれています。
乳汁が授乳されるまでを順に説明すると、まずひとつの乳房に15~25個くらいの数がある乳腺から乳汁が分泌されます。次に植物の茎のような乳管を通って乳頭に集められ、乳頭のそばの乳管洞という場所に蓄えられます。そして赤ちゃんが乳頭に吸いつくとその刺激によって反射的に乳汁分泌ホルモンが増えて母乳の出を高めます。同時に、乳児による乳頭への刺激は、脳下垂体からオキシトシンという乳房の平滑筋を収縮させる働きがあるホルモンを分泌させ、母乳を分泌させやすくなるのです。

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